消火器の使用期限はいつまで?【女子消防設備士の現場ブログ】
こんにちは!新人消防設備士のsakiです。
よく現場で
「消火器っていつまで使えるの?」
と質問されますが、みなさん知っていますか?
今日は消火器のことについて実務でも使う
お話をしていきたいと思います🐭
消火器が使える期間は? |
消火器が使える期間は10年間と決まっています😦
10年を超えた消火器は耐圧性能点検(水圧試験)という消火器を
買い替えた方が早いし安いし長持ちする非効率的な点検をやらなくてはなりません。
※この点検をやると+3年消火器が使えるようになります。
例えば、2012年に製造された消火器は
2022年までは使うことができますが、
2023年には使えなくなってしまうのです💦
点検の際にはこういった年数も
確認していくことが大事ですね😌
消火器の内部点検について |
消火器は年数が経過すると内部点検が必要になってきます!
消火器の種類で経過年数が違うので種類ごとに紹介していきます🌟
蓄圧式の消火器…6年目から内部点検
加圧式の消火器…4年目から内部点検
蓄圧式なら6年目、加圧式なら4年目の消火器の総本数の10%を
抜き取って、その中の10%を内部点検します🐭
例えば6年目の蓄圧式粉末消火器が100本あったら、
10本抜き取って内部点検するということになります🌟
≪ではこのケースは≫
①製造から4年目の蓄圧式粉末消火器25本
②製造から8年目の蓄圧式粉末消火器33本
③製造から2年目の加圧式粉末消火器21本
④製造から4年目の加圧式粉末消火器45本
①~④のグループにチーム分け(ロットを作成)をします。
①蓄圧式→1年生から5年生まで
②蓄圧式→6年生から10年生まで
③加圧式→1年生から3年生まで
④加圧式→4年生から10年生まで
上記のようなグループ分けですね。
①と③は外観点検だけで良いので外形を点検したら終了です。
②と④は総本数の10%内部試験が必要になります。
つまり
②製造から8年目の蓄圧式粉末消火器33本
切り上げの為4本内部試験
④製造から4年目の加圧式粉末消火器45本
切り上げの為5本内部試験
そして②と④の内部試験を行った消火器の内、半分は放射試験が必要となります。
これがいわゆる消火器詰め替え作業ですね。
※放射試験までしちゃうと消火器買い替えた方が安いし早いんだよなぁ・・・
本日は実務でも使う
消火器についてのお話をしてきました!
忘れないように
ブログに書き残しておきます🐸
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