船橋市のスーパーにて屋内消火栓設備の改修
本日は船橋市の某スーパーマーケットで屋内消火栓設備の改修工事を行って参りました。
これ、屋内消火栓設備のボールタップと言って水が減ると勝手に給水してくれる設備なのですが
こんな感じで宙に浮いていました。
実際は着水していて、水が減ると同じく球が沈み
こんな感じで水が給水されるという作りになっています。
こちらのスーパーではしばらく消防点検を行っていなかったらしく、
ボールタップが宙に浮いていました。
これでは水が減ったら二度と給水されないので水が無くなったらホースから水が出なくなります。
とても危険です。
今回は消火器なども10年経過していたり非常放送のスピーカーが一部不鳴動だったのですが、そんなことよりも最優先で
「消火栓不良を直してください!」
と消防設備としての危険度合をお客様へ猛アピールし改修の決済を下ろしてもらいました。
実際には『優先順位なんて言わず全部直さなくてはいけない!』というのが正しいのですが、お客様にも限られた予算があり非現実的な提案なんて聞きたくない事は承知しております。
『全部直せ!』と言うのは消防署が言う仕事。
現実的なラインを見極めて優先順位を決めて提案、これこそが民間企業である防災屋がやるべき営業と心得ております。
もちろん”全部直せ!”という気持ちはあります。
しかし消防署と民間企業では立場が違うので言う事も変わってきますね。
もちろん全国の消防署と防災屋では掲げている目標や向いている方向は一緒です。
というわけで取り外して新しいものに交換しました。
消防設備というのは奥が深く消火器や自動火災報知器以外にもこういった設備もあります。
防火管理者様がいるとはいえ、ここもでくると専門知識のど真ん中。
日々の防火チェックでは見切れない部分を弊社のような防災屋さんに委託するということになりますね。
船橋市で消防設備の点検を検討されている方がおりましたら、是非弊社にもお声がけください。
お役に立てるよう頑張ります!
千葉県で消防点検なら”ちばてん”
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