【電工2種】許容電流の計算の仕方を解説!【女子消防設備士の資格ブログ】
こんにちは!新人消防設備士のsakiです。
本日は電気工事士2種の資格についてのお話をしたいと思います🌟
電工の資格勉強真っ最中の私と一緒に学んでいきましょう◎
本日は前回の続きの許容電流についてです!
前回のお話はこちら👍
計算問題の前に覚えること2点説明しちゃいます◎
①電流減少係数
②コードの許容電流
そのあと練習問題に取り組んでみましょう★
セットで覚える電流減少係数 |
電線を金属管やPF管に収めると温度が上昇しやすくなります。
そのため、電流減少係数という係数を乗じて許容電流を低くする必要があります。
同一管内の電線数と電流減少係数をセットで覚えましょう🐭
3本以下ー0.70
4本 ー0.63
5本 ー0.56
こうみると線が増えていくにつれて
電流減少係数が0.07ずつ減っていますね☺
ケーブルの場合も同じです!
ケーブルの心線数(中に入っている絶縁電線の数)と電流減少係数は、
3本以下ー0.7
になります🐼
コードの許容電流 |
次は②のコードの許容電流です🐸
断面積と許容電流は、
0.75(㎟)ー 7(A)
1.25(㎟)ー12(A)
2.0 (㎟)ー 17(A)
断面積の初めの数字を使っていると覚えたらわかりやすいと思います🌼
練習問題 |
ではさっそく問題を解いてみましょう✨
①金属管による低圧屋内配線工事で、管内に直径1.6㎜の
600Vビニル絶縁電線5本を収めて施設した場合、
電線1本あたりの許容電流は?
ただし、周囲温度は30℃以下、電流減少係数は0.56とする。
まず問題が長い!!!いやになりますよね…
でもこの問題、実はとっても親切な問題なんです!
なぜなら、電流減少係数書いてあるから!
やることは2つ!太字に注目!!
1…600Vビニル絶縁電線1.6㎜の許容電流を思い出す!
2…その許容電流と電流減少係数をかける!
つまり、600Vビニル絶縁電線1.6㎜の許容電流は、27Aなので、
27×0.56をすればいいだけです◎
筆算は頑張ってもらって、答えは15.12A
回答は選択式なので、この答えに一番近いものを探せばOK💯
簡単ですね🌷
では次の問題👍
②ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVFケーブル)、直径1.6㎜、3心の許容電流は?
これはさっきの問題みたいに電力減少係数が書いていない…
ということは自分で思いださなければいけませんね😖
やることは3つです!太字に注目!!
1…直径1.6㎜の単線電線の許容電流を思い出す!
2…電線数3本以下(3心)の電流減少係数を思い出す!
3…それらをかける!
直径1.6㎜の単線電線の許容電流は27A
電線数3本以下(3心)の電流減少係数は0.7
それらをかけると
27×0.7=18.9 約19A ということになりますね◎
どうでしたか?少し頭を使いますが、
覚えてしまえば簡単に計算できそうですね🐯
試験に向けてまだまだ頑張っていきましょう!
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