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消防点検が半年に1回という根拠とは?【消防点検報告書の届出】

みなさま

こんにちは

 

ちばてん企画のブログ担当です。

 

もしかして私、騙されてる

 

消防設備点検の頻度で悩まれている方は多いのではないでしょうか?

 

 

消防設備点検の会社に聞くと

『半年に1回の点検は義務です。』

 

 

と言われるが、消防署には

『3年に1回の報告が必要です。』

 

 

と言われ

余分に点検費と取られてしまうのではないか?

と疑問を持たれている方向けの記事となります。

 

 

 

どちらも嘘は言っていない

 

 

消防法の観点から言うと、どちらも嘘を言っておりません。

 

しかしどちらも分かりやすく説明が出来ていません。

 

 

 

 

こちらは消防庁のリーフレットなのですが、正しいことが書いてるのですが初心者にとっては非常に理解するのに時間が掛かります。

 

 

結論

 

【点検について】

消防設備点検は1年に2回実施が義務です。

 

 

【消防署への報告について】

物件によって頻度が異なりますが1年に1回もしくは3年に1回報告の義務があります。

 

 

 

 

 

6(カ)月(半年)に1回実施する点検→【機器点検】

 

 

 

年に1回実施する点検→【総合点検】

 

 

これだと年3回なのでは??

いいえ違います。機器点検と総合点検は同日に実施するので年に2回という訳です。

 

 

 

 

 

消防署への届出は物件によって頻度が違います。

 

 

①特定防火対象物とは

公民館、集会所、パチンコ、カラオケ、遊技場、飲食店、スーパー、物品を売る店舗、ホテル、旅館、病院、デイサービス、共同生活援助、保育所、老人ホーム等

 

②上記以外(非特定防火対象物)とは

マンション、アパート、学校、図書館、博物館、駐車場、教会、寺、倉庫、工場、事務所等

 

 

 

表で見ると分かりやすい

 

 

消防署への報告頻度が分かったところで、どのようなサイクルになるのかをイメージしてみましょう。

 

【特定防火対象物の場合】

 

1回目(令和4年1月) 機器点検・総合点検 消防署への報告(消防提出)
2回目(令和4年7月) 機器点検 点検のみ
3回目(令和5年1月) 機器点検・総合点検 消防署への報告(消防提出)
4回目(令和5年7月) 機器点検 点検のみ
5回目(令和6年1月) 機器点検・総合点検 消防署への報告(消防提出)
6回目(令和6年7月) 機器点検 点検のみ

 

 

【非特定防火対象物の場合】

 

1回目(令和4年1月) 機器点検・総合点検 消防署への報告(消防提出)
2回目(令和4年7月) 機器点検 点検のみ
3回目(令和5年1月) 機器点検・総合点検 点検のみ
4回目(令和5年7月) 機器点検 点検のみ
5回目(令和6年1月) 機器点検・総合点検 点検のみ
6回目(令和6年7月) 機器点検 点検のみ
7回目(令和7年1月) 機器点検・総合点検 消防署への報告(消防提出)

 

 

 

 

 

 

あとは消防署への報告を防災屋が行ってくれるかどうかを確認しましょう。

 

ほとんどの場合は防災屋さんが提出してくれます。

『オーナーさんが持って行ってくれるなら安くするよ!』

という防災屋もあるみたいなので予め確認しておくとよいでしょう。

 

 

ちばてん企画では消防署への提出は無料で行っておりますので丸投げ出来るサービスとなっております。

千葉県で消防設備点検をご検討中の方は是非お問い合わせください!

 

 

 

 

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